私自身は、オーストラリアに滞在するのは、10年以上ということで、毎年、7月になると『タックスリターン』をするのですが、大体の人は会計士を利用し、『タックスリターン』をすると思うのですが、私は、この数年、自分でやっています。
それで、今回、その『タックスリターン』を自分でやる方法を図解で解説してみようと思いますが、細かいところは、省略しますが、参考になればよいと思います。
オーストラリアのタックスリターンとは!?
オーストラリアのタックスリターンは、日本でいう『確定申告』で、以前は、申請前に『Payment summary(ペイメントサマリー)』が必要でしたが、2019年から、それが必要になくなり、Mygov上でATO(Australia tax office)にリンクすることで、自身で詳細が確認を取ることができます。
会社は、7月の2週目までに、税金のデータを申告する義務がある様で、規模によっては、7月の終わりまでという決まりがあるらしく、データがMygov上に反映され、そのMygov上で、『タックスリターン』ができます。
オーストラリアのタックスリターンを自分でやる方法!
【タックスリターンで用意する物!】
『タックスリターン』で用意するものは、下記の通りです。
- 銀行口座番号
- タックスファイルナンバー(Taxfile number)
- 領収書(経費)など
銀行口座がなければ、振り込みができないので、当たり前で、領収書に関しては、例えば、シェフの人であれば、シェフの靴、服、包丁などを経費として書くことができます。
『ワーキングホリデー』、『非居住者』、『居住者』と税率が違いますが、収入の少ない人(年収$1 〜 $18,200)は、基本は全額還付(居住者の場合)されますが、収入が多い人は、還付額が減りますが、経費を書くことにより、その還付額が増えます。
だから、領収書は控えておいた方が良く、会計士に頼んでも会計士によって考え方が様々なところがあるので、もし、『タックスリターン』を頼むのであれば、注意が必要ですね。
【タックスリターンのやり方を画像で解説!】
まずは下の画面に行き、まだアカウント作ってない人は『Create a my Gov account』で既にアカウントを持っている人は『Username or email』と『Pass word』を入力し、『Sign in』を押します。
『My gov』と『ato』をリンクした後、下の図の『ato』をクリックします。
『Due date』が11月1日になっているので、それまで行うということになり、『Prepare』を押します。
下記の手順を踏みます。
- Contact detail(住所など)
- financial institution details(銀行口座など)
- Personalise return
全てを入力し、『Prepare return』に進みます。
『経費』に関して、何か入力することがあれば、『Add』をクリックし入力します。
入力後に下にスクロールし、下の図の様に、チェックし、『Calculate』で返金額はいくらかチェックできます。
下の図のところに、金額が表示され、経費の金額で、返金金額は変動し、経験上、表示された金額がそのまま返金されます。
必要事項をチェックし、『Lodge』を押し、後は待つだけです。
数日後、私の場合は、下の図の様に、携帯電話にメッセージが『ATO』から来て、入金されました。
非常に簡単なので、一度、自分でやってみるのも良いかもしれませんが、無難にやるのなら、会計士にやってもらった方が良いかもしれませんが、100ドル弱程の手数料は取られます。
まとめ!
タックスリターンは特に難しいことではないので、一度、自分でやってみると勉強にもなるので、良いかもしれません。
特に経費の部分で、無駄をしている人は多い気がします。
経費の部分は証明という形で保管しておく必要がありますが、これを書くことによって、還付金額が変わってくるので、重量なポイントだと思います。